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DNA鑑定講座2015.01.14

郵送による鑑定について

DNA鑑定講座2015.01.14

頻繁にあるご相談が、「郵送によるDNA鑑定は大丈夫か?」「郵送によるDNA鑑定結果をつきつけられたのだけれど、信用してもいいのか?」というものです。

1日に1回はお電話があります。

費用が低廉なために、郵送DNA鑑定を申し込まれる方が多い様です。

簡易な反面、非常にトラブルが多く発生していることも事実です。

郵送DNA鑑定の後に再度、DNA鑑定を依頼される方が後をたたないのですが、その理由はだいたい次のようなものです。

1 男性からキットを渡されて子供の粘膜をとって渡した。鑑定結果は否定だとの報告を男性から受けた。鑑定書を見せてもらいたいと伝えたが、男性は「必要性がない」などといって応じない。

2 女性にキットを渡されて自分の粘膜を綿棒で採取して渡したけれども、その後、親子鑑定があったと伝えられ養育費を求められているが、電話で結果を聞くサービスだったので見せるようなものはないといわれている。

3 どうしても結果に納得がいかない。DNA鑑定書には名前も書かれていない。サンプルを差し替えられたのではないかと考え出すと、どうしても結果を信用できない。改めて郵送以外のDNA鑑定をしたいが、相手はその必要性がないといっている。

実際に、真実と異なる結果を相手に伝えられて、その後の子供に関する法律関係が協議により決定されているケースもあり、法的には複雑な問題が提起されているケースもあります。

簡易さ、価格の安さを求めたがゆえの悲劇です。トラブルを解決しようとして、さらに大きなトラブルを招いているのです。

裁判用の鑑定ではなくても、最低限、DNAサンプルの採取手続には第三者が関与し、絶対にサンプルの差し替えが起こらないという状況を作る必要があります。

郵送鑑定では、鑑定の客観性がどうしても保証されません。

政府のガイドラインでも、本当に当該鑑定につき当事者が納得して参加しているかどうかがわからないため、対面で同意を取るように求めていますが、郵送の場合、鑑定機関は本人と会うことはありません。

インターネット上では、海外の業者等が多大な広告費用を投入して、安価な郵送鑑定を販売していますが、子供の身分関係に重大な影響を及ぼすDNA鑑定に、このような重大な問題を含む鑑定方法を利用することは避けるべきです。

国内のまともな鑑定機関では郵送鑑定は受付していません。当事者がサンプルを差し替えて鑑定結果を出した場合の「信用」への影響が大きすぎるからです。鑑定機関選びをする際には、郵送での鑑定を受け付けているかどうかが、信用性を判断する指標となるでしょう。

「キットを送りますから、自分で当事者の口の中の粘膜をこすって採取して送り返してください」

とうたっている鑑定業者は、極端にいうと「儲かればいい」業者であり、いかに重大な法律関係への影響が発生するかについて関心のない業者であるといえます。

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